イタグレと。大阪で。イタリアングレーハウンドのルーク&ジーノと飼い主たち。

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    2番目のファン。 17:40
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      長居公園の一部の桜はずいぶん花開き、その場をふわっとやわらかく温度を上げる。

      人でいうときくちももこのような素敵な雰囲気だ。

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      今日は女子サッカーの試合があるキンチョースタジアムの周りを歩く。

      結局ぐいぐいと引っ張られ、その先にあるドッグカフェでおやつを購入した。

      犬は一度買ったおやつの場所はきっちり把握している。


      ・・・・・・・・・・・・・・・


      「・・・また星野源?」

      ダンナさんの声だ。

      いや。ダンナさんが悪いのでもましてや星野源が悪いわけない。

      そう言われても仕方ない。

      素晴らしいアルバムにあうと、朝から晩まで聞き続けてしまう。

      朝にも深夜にも合うな、こりゃすごいなと。


      家族の中では私の次にルークが星野源に詳しくなったのではないだろうか。

      話すように歌う彼の声は、とてつもなく日常に溶け込む。

      久しぶりに行った神戸ワールド記念ホールのライブ会場では、みんなが星野源に恋をしていた。

      男性ファンもたくさん居たのがこれまた嬉しい。

      ルークも行きたかっただろうなぁ〜と勝手に思いながら、余韻に浸りながら満員電車に揺られて帰った。

       
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      イッツァぱらだいす。 17:00
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        これが普段の二匹の距離。

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        目線の先には美味しいオヤツ。

        ・・・・・・・・・・・・・

        今日は北風が寒い。

        公園を歩いていてもいっこうに体は温まる気配もなく、冷えてゆく。

        もう春が来ると勝手に思い込んでいたが、まだ二月だと思い知らされる。

        「寒い」をい連呼する日は続くのか。負けないぞ。

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        しかし。

        「すいません、お茶を一杯・・・ざぶぐでざぶぐで」と飼い主とルークは寒さアピールをして図々しくもあがりこむ。

        ミニピン・真央ちゃん家にて、暖をとらせてもらう。

        心身ともに生き返る。


        そのあとお友達も来て、真央ちゃんパパにも会えて、ルークはたいそうルンルンだった。

        いろんな人の膝を求めて、ちょろちょろ座りに行く。

        どの人のヒザでも眠れる、というのはなかなかいい特技ではないか。

        その光景は飼い主にとっては嬉しいことだ。

        ルークはここをパラダイスだと思っているにちがいない。
         
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        ゴハン食べましたか? 18:18
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          リビングに入ると熱いまなざしだ。

          「え?ゴハン食べてないの??ほんとに?」

          飼い主A(ダンナさん)がやりわすれたのか、ルークが演技をしているのか。

          以前、

          食べたのにもう一度あげてしまうほどの演技力をみせたルークなだけに数秒迷ったが、これは食べていないと判断した。


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          ひゃっほー!!


          かわいそうに。朝担当のダンナさんがあわてて仕事に行ったのだろう。

          チビッコの風邪もあって、今週は時間が乱れた我が家。

          その影響はルークのゴハンにも出てしまったようだ。

          いつもより1時間半遅れでもじっと待っていてくれたキミに乾杯!ごめんよ。


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          風邪が治ってきた証拠だ、余計なことをするチビッコ。

          ルークにはなんの役にも立たないチビッコ用のスタイだ。


          無事にゴハンを食べたあと、

          飼い主Aより「ルークにゴハンあげてない」といった内容のメールがきた。

          うむ、やっぱす。

          ・・・・・・・・・・

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          今週は昼間散歩にも行けず、たいそう退屈そうであった。

          先日もらった恐竜のタマゴのお土産はずいぶん大きくなった。

          が、もはやお水に浸かりきらない程大きくなり、逆にお水から出た頭部が小さくなり始めた。

          おおたにしょうへいのごとく、ナイススタイルの恐竜の足下はまだたまごの殻から出れていない。

          殻の中にはジェル状のようなものが入っていて、いい感じで気持ち悪さに拍車をかけている。

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          ルークも明らかに不審がっている。
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          しょうもないこと。 15:20
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            ちょっとやせたような〜そうでもないような。

            昨日のポカポカ天気でルークも着ていた服をコノヤロウ!とばかりに脱ぎ捨てる。

            身も心も少し軽く嬉しいらしい。

            飼い主も冬の間、着込んでしまった肉襦袢をコートと一緒に脱ぎたいところだ。

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            お魚をパクリ。



            この日の飼い主は、なぜかガムテープをコートの裾に付けて散歩していた。

            出かけるときは後ろ姿もチェックしなさい、という教訓だろうか。

            散歩の途中、犬を連れている人と数人出会ったが誰も気づかなかったか、言い出せなかったか。

            明らかに長いガムテープをビロ〜ンっとシッポのように付けているのに。


            心に決めた。

            今度同じような人が居たら、すぐに声をかけたいと思う。


            結局なぜ気づいたかというと、途中でドッグカフェでオヤツを購入した際に、カフェ利用の犬連れのお客が声をかけてくれたのだ。

            ずいぶんジェントルな方でジェントルな感じで言われたので、最初はよくわからなかった。

            しかしさすがジェントルめん、その後は笑顔でなにも言わなかった。

            そういうこともあるさ、気にしないで。と読み取った。


            ジェントルであればあるほど、こちらは恥ずかしくもあるのだが、むずかしい。

            家を出てすぐ近所の人に「付いてるよ」と言われるのがベターだ。

            ずいぶん散歩していろんな人に会った後だと、言ってくれなかった理由をひとりひとり確かめたくなる。

            なんてめんどうくさい奴だ。


            あとは、誰にも言われず帰宅し、自分でそれを発見するか。

            それが一番ベターだと考えると声はかけないのかもしれない。

            恥ずかしいとはなんだ?


            そんなことを考えながら昨日の散歩は終わった。

            ルークよ、ほんとはキミが言ってほしい。のだが、ガムテープにおやつでも付いていない限りムリだろう。
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            お土産は恐竜のタマゴ。 17:26
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              シッポを巻き上げて、猫を観察中。

              植物園の中へ出入り自由なのは、鳥と猫くらいだ。

              猫はルークの目をやすやすとかいくぐり、奥の隙間から出て行った。

              知らぬはルークだけなのだ。

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              日曜の夕方は真央ちゃんとゆうくんにバッタリ。

              もれなくもらえると思っているオヤツでルークもお座る。

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              もっとー!のゆうくん。

              ・・・・・・・・・・・・

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              恐竜のタマゴをもらった。もちろんおもちゃだ。

              福井県の恐竜博物館に遊びに行った人から、チビッコへのお土産だ。

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              水につけて24時間後、ピキピキと殻にヒビが入って来た。

              チビッコ息子はソワソワ。

              産まれたらどうしよう、少しこわいらしい。

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              2日目。

              ギャーッ!なんか出てきてる。

              タコのような感じだな。

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              3日目。

              ぎょえ〜。

              とうとう殻をやぶって恐竜の頭が突き出てきた。

              お水の中でどんどんふくらんでいくのだ。

              高さが10センチ以上あるタマゴの3倍になるらしいので、そこそこリアルに気持ち悪い登場だ。


              私は恐竜のビジュアルは好きなのだが、よく知らない。草食系だろうか。

              とにかくかわいらしい(?)感じのお顔にチビッコはホッとしているようだ。

              昨晩は寝言で「こわい〜」を連呼していたので、恐竜の夢でも見ていたのだろう。

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              ルークは恐竜もどきには興味はない。お水を飲んでしまいそうだ。

              自家製ひげクッキーを召し上がれ。
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              おじゃましました。 18:04
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                今日は朝から真央ちゃん家にお邪魔した。

                ルークもそうだが、飼い主が会いたかったのだ。

                他人に大きく影響力を与える人にはなかなか出会えない。

                なんだか一緒にいると元気になるというのはルークも感じているだろう。

                ルークがキョロキョロとあたりを見回すのは、「まおちゃん」と「ねこちゃん」という単語ぐらいなのだ。


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                いらっしゃい!

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                先輩である真央ちゃんがヤギミルクを先に飲む。(ほんとうは出遅れただけのルーク)

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                取り返そうと目を剥いてすごい勢いで飲む。うまし。

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                【近すぎるルークの待て】


                仲良くイスに座って手作りまぐろジャーキーをたくさんいただいた後は、やっと大人しくマッタリした二匹。

                もうもらえないとわかったのだろう。


                最後のほうは真央ちゃんは特技のやらせあくびをこれでもかと大連発、

                なんとかしてオヤツをもらいたい!という強い意思が伝わってきておかしい。

                「ふわぁ〜」と真央ちゃんに言うと、真央ちゃんもふわぁ〜とあくびの口まねをするのだ。

                そのうち本当のあくびが出て、真央ちゃんは丸くなって眠ってしまった。

                 
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                回数が倍に。 18:39
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                  日差しのある場所はふんわりあたたかい。

                  飼い主が春を待ちきれず、はだかんぼうにしてみた。

                  飼い主の服装はいつものままモコモコだが。


                  ルークはいつもより俊敏に動いていたが、日陰になるとふと気づくらしい。寒さに。

                  だよね、と言って持って来た服をかぶせる。


                  ・・・・・・・・・・・・・



                  サイエンスダイエットのフードの効果はまだわからない。

                  まだフードを切り替えてそれほど月日は経っていないからだ。


                  ただ、とにかくウンチの回数は増えた。

                  倍程するものだから、朝起きるとルークのトイレ箇所には多いときには3回分のウンチが転がっている。

                  夢の多頭飼いだ。ウンチだけ。


                  状態も腸詰めに失敗したパサッボロッとしたソーセージのようだ。

                  本犬もさぞかし不思議だろう。

                  ボクまたウンチしてるよなぁ〜、って。
                   
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                  ちいさな恋。 17:52
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                    『おやつをくれる人たちは居ないな〜』


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                    ピーンと張りつめた冷たい空気の中を歩く。


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                    ダックスのあんちゃんに夢中なルーク。

                    ヒート中に出会って、片思いは始まった。

                    ルークの想いは継続中だが、ヒートが終わったあんちゃんは「なんのことかしら???」といった感じ。

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                    とにかくおとなしいあんちゃんに対して、何の捜査かと思うほどいろんなところをクンクンするルーク。

                    耳をなんどもグイグイとされたり、お腹の匂いをかごうとあんちゃんの体を押し上げたり、と。

                    あんちゃんはたいそう煩わしいだろう。

                    それでもされるがままのあんちゃんは人生の大先輩だ。

                    犬にとって年の差は関係ないのだろうか。ルークが年上好みなのだろうか。


                    オヤツ以外に恋をした息子を見つめる飼い主の気分はなかなか悪くない。

                    ただあんちゃんが全然うれしそうではないので、申し訳ないが。
                     
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                    梅が咲いてきました。 13:13
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                      きみは今日も美しい。

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                      ルークはすっかりオヤツのとりこだ。

                      飼い主さんたちのポケットやカバンに長いマズルをグイグイとおしこむ。

                      まるで奈良公園の鹿だ。

                      あのこたちも鼻をグイグイとポケットに入れてくるものだからびびる。


                      こういうときのルークは飼い主(わたし)が見えなくなる。

                      他の飼い主さん(のオヤツ)に夢中なのだ。私がおやつをあげようとしても、取りに来ない。

                      自宅のおやつはいつでも食べられる、といった感じか。

                      隣の芝生はあおく見えるようで、まぁ実際青々として美味しそうなオヤツばかりなのだ。

                      今日一番のイキイキ顔だった。

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                      みんなでドン!をしたが勝手が分からず、ビリのルーク。

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                      紅梅が咲き始めた。

                      おばさまが枝先をぐいっと自分の鼻に引き寄せて、香りを感じている。

                      同じことをしてみる。

                      ほのかに甘いなんともいえない良い香りだ。


                      小さい頃、なぜ香水など存在するのだろうか?と疑問だった。

                      くさい、でしかなかったからだ。

                      私が大きくなったら、パンの匂いやその時大好きだった中華屋の醤油ラーメンの匂いの香水だったらつけてもいいなと思っていた。

                      なので、匂いの強い花も苦手だ。が、この梅はほどよく心地よい濃度の香りだ。


                      ・・・・・・・・・・

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                      我が家のフィカス・ウンベラータという植物は年末に突然落葉しだした。

                      まるで大きな悲劇があったかのごとく、大粒の涙のような葉っぱが毎日毎日こぼれた。

                      それを拾いゴミ箱に捨てるのも心苦しかった。

                      すべて落葉しても春には生えてくるとは聞いていたが、このままでは茎もすべて朽ち果てるような気がした。

                      冬の植え替えなど御法度だとわかりつつ、いやでもこれは!と思い切り植え替えをした。

                      結局、根詰まりが原因で、呼吸が出来ないほど根がびっしりだった。水が吸えない状態だ。


                      今では新しい鉢の土に根付き、新しい芽も日に日に大きくなってきたのがわかる。

                      落葉も残り数枚の葉を残してピタリと止まった。観察の日々だ。
                       
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