ルークと公園を散歩していると、
「その犬、似合わないなぁ〜」
とおじさんに言われる。
一瞬なにを言われたのかわからなかったが、よく聞くとシュッとしたイタグレが私には似合わないそうだ。
なんて失礼なおじさんだ・・・と愕然とし軽くショックだった。
恋人気分でルークを想うこともあるだけに、ほんとズッコケそうだった。
おじさんが心の中で思うのはいいのだが、なぜそれを本人に伝える・・・?
悪気のなさそうなおじさんは目の前で笑っている。ほんとうにそう思ったのだろうなと思える笑顔だ。
私にはパピヨンが似合うらしい。
おじさんが連れている犬はパピヨンではなかった。
おじさんとはその後もたまにすれ違うのだが、ネタのように言う。
私もかなり笑えてくる。なかなかのおじさんだ。
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ちなみに。
ダンナさんが連れているときは、ルークとダンナさんはよく「似てるね!」と言われる。
いろいろ複雑な思いがあるが、そういうことだ。おもしろい。