「ルークくんの習性ですね、おそらく。」
1度の散歩で3〜4回もウンチをする件について、かかりつけの先生からの解答はこれだった。
肛門腺もしぼってもらったし、調べたウンチにもなにも異常はない。
家でのトイレでは、そんな何度もしたりはしないし、短い散歩では1回だけだ。
1時間ほど大きな公園に行くと3回ほどはする。
緑の匂いをかいでしたくなるのではないか、ということだった。
たしかに・・・心当たりはある。
ルークはそういうときは、草木の匂いをかぎながらする。他の動物の匂いがするのだろう。
ふむ、これはルークの習性なのかもしれない。そんなに無理矢理しなくていいのだけれど。
にゃ。
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夏場の日中は暑すぎて散歩に行けず、たいそうヒマらしい。
寝ても寝ても、待ち遠しい散歩の時間にはまだまだだ。
そんなとき急におもちゃで遊びだす。
本人が望んでというより、飼い主に見せつけるような感じだ。
これはやめてね、と少し上にあげていたカエルの人形は、ちょうどそのむしゃくしゃと対象になる。
自分のベッドで振り回したあとは、ちょっと落ち着くようだ。
いつも思うのは、なんでベッドに持って行ったものをどけないのか?
ヨーグルトのカップを飼い主からもらい、うれしそうにベッドに持っていくがその後はそのままだ。
片付けろということではなく、邪魔じゃないの?という疑問だ。
そのあとは、そのカップは転がっているところで横になる。
ぬいぐるみもそうだ。
クマを2匹、カエルを1匹振り回したあとは、自分のベッドがいっぱいになる。
で、そのぬいぐるみを避けるようにベッドに入る。窮屈そうだ。はみだしている。
ちょっと横にどける、という行為を見たことがない。
で。
帰ってきたダンナさんに怒られる。