わからない飼い主。 | 09:43 |
LUKE.【なんでボクを置いて行ったの…】
LUKE.【…グスン】
LUKE.【プルプルプル…】
毎朝、飼い主が出かける前に2匹を連れて短い散歩に行く。
「散歩行くよ〜!」
と、声をかけるといつもは競って玄関に行く2匹だが、今日はいくら呼んでもジーノしか来ない。
ルークは何をしてるのかと、見に行くがソファに丸まりこちらをじっと見ているだけで、動こうとしない。
外は小雨が降ってきている。
あぁ。
小雨の匂いをかぎつけたルークは、今朝は散歩に行かないということなんだな。
たまにあるのだ。
もう一度誘ってみるが、こちらを見ているだけのルーク。
とりあえず、雨でもノリノリのジーノだけを連れて散歩に行った。
そして。
帰ってきたらルークは小刻みに震えて、写真の表情だった。
え?!
行きたかったの?
JINO.【そーやで。ルークかわいそうやし。】
いつも散歩後にちょけるジーノも、ルークに絡もうとせず大人しくルークを見守る。
この後、ジーノはルークに寄り添って丸くなった。
LUKE.【わたくしもオヤツいただいていいんでしょうか…】
ルークは普段なら大はしゃぎのヤギミルクも、全く口をつけずプルプルと震えている。
体調が良くないのか、どうなのかわからない。
まるで散歩に行ってないから、もらえないと思っているようだった。
今度からはもう少ししつこく誘ってみようと思う。
なんだか朝から寂しげなシーンだった。
「もう働いていないから。」
と、何十年も吸っていたタバコを定年を機にすっぱりやめた父親のことをふと思い出した。
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